グランドセイコー新作 44GS 55周年記念限定モデル メカニカルハイビート

グランドセイコー新作 44GS 55周年記念限定モデル メカニカルハイビート SLGH009を実際に見てみましょう。

グランドセイコー 44GS 55周年記念限定モデル SLGH009 文字盤
1967年から続くセイコーのデザイン文法である「44GS」は、3つのデザイン方針をもとに9つのデザイン要素があります。

多面カットのインデックス
半ば胴に埋めたりゅうず
鏡面研磨されたガラス縁上面
鏡面研磨されたケース平面
フラットダイヤル
多面カットの太い時分針
接線サイドライン
2倍の幅を持つ12時インデックス
逆斜面形状のベゼル・ケース側面
SLGH009はその44GSの55周年を記念して発売され、上記の要素が全てそろったモデル。視認性や操作性を確保しながら、調和のとれたシンプルな美しさを称える1本です。
ダイアルはダークブルーに型打ちされた流線模様。時の流れの悠久をイメージしているそうです。よく見ると濃い線のところは細かい線の束になっており、宇宙や時間の流れの混沌さを連想させるデザインです。写真に収めることが難しく、下記は公式サイトからお借りした画像です
イメージとして多少大げさになっていますが、このような紋様が刻まれています。
内面無反射コーティングを施したボックス型サファイア風防はどこからみても透明感があり、視認性抜群です。傾斜した細いベゼルが風防を守っている形です。若干ですが44GSのリューズの埋まりも見てとれます。
ケースはエバーブリリアントスチール製。リューズトップはサンド仕上げにGSマークが彫られています。
異なる磨き方を合わせたカッティングからなる曲線美が堪能できます。重みはある方ですが、ケースの厚みはほどほど。最新の技術を実現しなら、薄型化に成功しているモデルです。

グランドセイコー 44GS 55周年記念限定モデル SLGH009 裏蓋
裏蓋はシースルーで「キャリバー9SA5」の動きが見てとれます。キャリバーは石数が多く、青やピンクの石が美しく並んでいます。

http://burando-copy.com/

グランドセイコー史上最高の機械式ムーブメント「キャリバー9SA5」は、10振動にして80時間の連続駆動を実現しながら、快適な使い心地と上質な感性価値を高次元で両立しています。省スペースの「瞬間日送り機構」を開発したことで、日付修正時の実用性を向上させたり、「水平輪列構造」という新たな構造によりキャリバー9S85に比べて約0. 8mmの薄型化に成功したり。今まで手が届きそうで届かなかった技術が盛りだくさんです。
3列ブレスの中央コマの両端に、磨き方の異なる2つの部品を接続した5列仕様。すべてのコマの角がとれ、なめらかな着け心地を実現しています。バックルはワンプッシュ三つ折れ方式のため、利便性抜群です。

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