【ビクトリノックス、約4年ぶりの新コレクション】タウンユースを意識した新作“ジャーニー 1884”の魅力を解説!

マルチツールの製造で名を馳せるビクトリノックスが、その優れた金属加工技術などを生かし、腕時計コレクションの展開を始めてから早くも四半世紀近くが経つ。マルチツールにも通じる実用的でマッシブなイメージを巧みにウオッチデザインに落とし込みつつ、頑強に作り上げた同社コレクションは、実用時計として高く評価され、今日、多くの愛好家から支持を得ていることはご存じのとおりだ。

 そんなビクトリノックスから、約4年ぶりとなる新コレクション“ジャーニー1884”が発表された。

 その特徴をひと言で示すならば“タウンユースに重きを置いたビクトリノックスウオッチ”である。オンオフをシームレスに楽しむ現代のユーザーの嗜好に合わせ、高い信頼性に繋がる、優れた品質やタフネスさといったビクトリノックスウオッチの根幹となる要素はしっかりと継承しつつ、ジャケスタイルにもマッチする精悍なデザインが追求されたのだ。

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JOURNEY 1884 オートマティック
スイスの雄大な尾根でのハイキングからインスピレーションを得てデザインされた新作のジャーニー1884。そのデザイン的特徴は、スイスのハイキング標識を模した時分針や山道の粗削りな感覚を取り入れた文字盤など、随所で表現されている。また自動巻きモデルでは、ベゼルに艶やかなセラミックを採用する。
■Ref.241980.1。SS(43mm径)。200m防水。自動巻き(Cal.SW200-1)。15万7300円(替え用ラバーベルト付属)

このRef.241980.1では、換えのラバーベルトとアクセサリーウォレットがセットになっている

 自動巻き時計コピーモデルではセラミックベゼルの20分目盛りにもあえて色を入れずに、プレーンな見た目を追求したほか、ケースにも丁寧な仕上げを施して高級感をプラスしている。

 新時代を見据えたウオッチメイキングで、ファン層をさらに拡大するモデルとなりそうだ。

【画像ギャラリー:JOURNEY 1884のバリエーションをチェック】

》ソリッドな印象を残しつつタウンユース仕様に進化

 ケースサイドはもちろん、リューズガードの先端といった部分にもきっちりとヘアライン仕上げが施されている。細部まで決して手を抜かないビクトリノックスの確固たるモノ作りが感じられるポイントだ。

 多面のコマで構成し、ソリッド感が強調されたブレスレットも本作のために新開発されたもの。なおビクトリノックスウオッチでは、サステナビリティの観点から外装に再生スチールを50〜90%用いている。

参考記事:https://burando-copy.com/

パテック フィリップからコレクション初の年次カレンダー搭載モデル「アクアノート・ルーチェ 年次カレンダー 5261R-001」が登場

パテック フィリップのレディスモデルに、年次カレンダーを搭載したジュエリーなしの「アクアノート・ルーチェ 年次カレンダー」5261R-001が登場した。これは、高級機械式時計のマーケットが本格的に女性にも広がっていくことの始まりとなるかもしれない。

パテック フィリップ「アクアノート・ルーチェ 年次カレンダー」5261R-001
自動巻き(Cal.26-330 S QA LU)。34石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。18KRGケース(直径39.9mm、厚さ10.94mm)。3気圧防水。827万2000円(税込み)。

アクアノート・コレクション初となる年次カレンダー搭載モデル
アクアノート・ルーチェ 年次カレンダー 5261R-001

アクアノート・コレクションの中で初めて年次カレンダーを搭載。
 2004年に発表されたアクアノート・ルーチェ・コレクションは、1997年に発表されたアクアノートを女性向けに再解釈したモデルである。ステンレススティールのケースにクォーツムーブメントを搭載し、いくつかのカラー文字盤とそれにマッチするバンドを組み合わせたモデル(5267/200A-001、5267/200A-010、5267/200A-011モデル)、18Kローズゴールドケースの自動巻きモデル(5268/200R-010)が発表されている。

 また、最も高度なジェム・セッティング技術を組み合わせたハイジュエリーバージョン(5062/450R-001)、バゲットカットのダイヤモンド付きベゼルと2トーンの彫刻入りマザー・オブ・パール文字盤を採用したモデル(5072R-001)が存在する。

 数年にわたりパテック フィリップは、アクアノート・ルーチェに日常生活で有用なコンプリケーションを搭載し、より日常使いにエレガントなパテック フィリップスーパーコピー要素を組み合わせた“カジュアル・シック”なレディスモデルを強化する取り組みを続けてきた。

 2021年発表のアクアノート・ルーチェ・トラベルタイム・デュアル・タイムゾーン5269/200R-001モデル、および2022年発表のアクアノート・ルーチェ“レインボー”自動巻きクロノグラフ7968/300R-001モデルに続き、今回発表されたモデルは曜日、日付、月のすべてを表示し、1年に1回、2月末にのみ日付調整を必要とする1996年に特許取得の年次カレンダーを搭載した、新しいアクアノート・ルーチェ年次カレンダーである。

パフォーマンスが最適化された新しい自動巻きキャリバー
アクアノート・ルーチェ 年次カレンダー 5261R-001
サファイアクリスタルのケースバックからはムーブメントを観賞することができる。
 直径39.9mmのケースには21Kゴールドの中央ローター、ムーンフェイズを含む年次カレンダー・モジュールを備えた自動巻きムーブメント、キャリバー26-330 S QA LUが搭載されている。ケース内の年次カレンダー・モジュールが反転されたことにより、年次カレンダーを搭載したほかのパテック フィリップのタイムピースと比較して珍しい表示になっている。

 6時位置に日付表示窓、12時位置にムーンフェイズ表示窓、3時と9時位置にそれぞれ曜日と月表示サブダイアルが配置されている。ムーンフェイズ表示は実際の月の満ち欠けサイクルとの誤差が122年間に1日という驚異的な精度を誇る。

https://jkdfkopi.ko-co.jp/

 ムーブメントは2019年に発表されたカラトラバ・ウィークリー・カレンダー5212A-001モデルに搭載されたキャリバー26-330をベースとしている。このムーブメントは、秒針の振れを防ぐ特許取得のアンチ・バックラッシュ歯車、自動巻き機能の効率と寿命が向上する特許取得のクラッチ・ホイールなど、巻き上げ性能を特に向上させる技術革新が詰め込まれている。

 リュウズが時刻合わせの位置に引き出されると、テンプを即時に停止させる“ストップ・セコンド機能”により、秒単位の時刻合わせが可能である。リュウズを押し戻すと、テンプに小さな衝撃が与えられ、テンプは再び動き始める。

カジュアル・エレガンスと完璧な視認性
 18Kローズゴールドのケースと丸みを帯びた8角形ベゼルが象徴的なアクアノートのデザインは、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げが使い分けられ、ふたつの輝きが生み出すコントラストによって強調されている。文字盤とバンドを飾るブルーグレーのトーンはエレガントで、カジュアル・シックなスタイルを際立たせている。

 この洗練された色合いは、2018年から19年までにラインナップされた、ステンレススティール仕様のライトブルーのアクアノート・ルーチェ5067A-025モデルで、すでに多くの女性の心をつかんでいる。

アクアノート・ルーチェ 年次カレンダー 5261R-001

象徴的なアクアノート・エンボス・パターンのダイアル。
 アクアノート・エンボス・パターンで装飾された文字盤は、ローズゴールドの植字アラビア文字とバトン型の時分針を配し、いずれもホワイトの夜光剤が塗られ、優れた視認性を保証する。文字盤のエンボス・モチーフとリンクするパターンを持つバンド部分は快適な装着感と牽引、摩耗、塩水、紫外線に対する高い耐性を備えている。

 特許取得のパテック フィリップ折り畳み式バックルは、独立した4つの留め金により安全性が高められている。

 39.9mm径は男性でも十分使うことができるユニセックスなサイズである。本作の発表により、少し小さめの時計を探している男性にも選択の幅が広がるのではないだろうか。また、ジュエリーなしのモデルを探している女性にとっても魅力的な新作であり、入手困難必至であることを除けばぜひ手に取って実物を見てみたいモデルである。

80年の時を経て復活したブライトリング「プレミエ B01 クロノグラフ 42」

ブライトリングから、自社製ムーブメントを搭載し、50年代を彷彿させるデザインの「プレミエ B01 クロノグラフ 42」が登場した。また、プレミエの歴史やムーブメントの進化について書かれた書籍「プレミエ・ストーリー」も発売される

「プレミエ B01 クロノグラフ 42」はダイアルカラー、ケース素材の異なる全6種。写真の3モデルの他にも、ブラックダイアル、オフホワイトダイアルのモデルが展開されている。

 ブライトリングは常にクロノグラフを専門としており、当ブランドの3代にわたる創業家の面々がその形成に携わってきた。1884年の創業開始より、レオン・ブライトリングは懐中時計型のタイムキーパーの完成に心血を注いだ。彼の息子、ガストンは、2時の位置に独立したプッシャーを搭載した初めての腕時計型クロノグラフを発表。そしてレオンの孫、ウィリーが4時位置に第2プッシャーを追加し、今日でも広く一般的に採用されている現代的なクロノグラフの形態を確立した。

 その後ウィリーは一家のビジョンをさらに一歩進め、ブライトリングコピー機能だけでなくスタイルも兼ね備えたクロノグラフを完成させた。新しく登場した「プレミエ B01 クロノグラフ 42」の各種は、ウィリー・ブライトリングの妥協しない技術基準にも沿っている。

 6種のモデルには、最高の精度、信頼性、機能性を追求した自社開発製造のムーブメントである自動巻きキャリバー 01が搭載された。2009年に初めて発売され、それは業界で最も高く評価されたクロノグラフムーブメントのひとつだ。

キャリバー01
プレミエ B01 クロノグラフ 42に搭載されている自社製ムーブメントcal.Breitling 01。
 ブライトリングのすべての機械式キャリバーと同様に、どれも日差-4秒~+6秒以内の精度を保証する厳格なC.O.S.C.のクロノメーター認定を獲得している。また、衝撃テスト(500Gで約6万回)、リュウズテスト(10万回以上のリュウズ巻き上げ)、ローターの巻き上げ(345万6000回)、クロノグラフプッシャーテスト(約5840回のスタート・ストップ・リセット)を含む、ブライトリング独自の16年間のエージング(経時変化)に相当する過酷な試験も行われている。

http://jpkopishops.jugem.jp/

 キャリバー 01は、よりスリムなプロファイルとコンパクトなローターが特色で、サファイアクリスタルのシースルーケースバックから鑑賞することができる。このムーブメントには5年保証が与えられ、パワーリザーブは約70時間を実現。

 機能性とエレガンスを両立させるというウィリーの願いから、このプレミエは100m(10気圧)の防水性を備えている。

 新しいプレミエのデザインは、なめらかな固定ベゼル、ふたつのサブダイアル、流線型の角型プッシャー、植字されたアラビア数字など、ヴィンテージのプレミエの特徴とディテールがそのまま残されている。ケース径は42mmと、従来のB09(手巻き)モデルの40mmよりもわずかに大きくなった。

 3時位置にクロノグラフ分積算計、9時位置に秒針を配したトーンオントーンのサブダイアルが上品なスタイルを与え、それに対しサーモン、ブルー、グリーン、ブラック、クリームカラーの文字盤がステンレススティール製のモデルに現代的なヒネリを加えている。

 また、18Kレッドゴールドのモデルにはクラシカルなクリーム色の文字盤を採用したバリエーションも用意された。このモデルにはクラシカルなアリゲーターレザーストラップ、または洗練された7連メタルブレスレットのいずれかを選ぶことが出来る。