ハミルトンの「アードモア」コレクションに、新作モデルが4種登場した。いずれもアードモアのクラシックなムードを引き立てると同時に、汎用性の高いデザインに仕上がっている。
ハミルトン アメリカン クラシック アードモア
緩やかなカーブを描くレクタンギュラーケースに、ローマ数字インデックスが配されたクラシックな「アードモア」。大恐慌時代を乗り越え、豊かさを取り戻そうと夢見る1930年代のアメリカの人々の思いを乗せ、ハミルトンは創業地ランカスターの隣町、美しく華やかなアードモアをイメージしてこのタイムピースをつくった。そこからリモデルを繰り返し、ROLEXスーパーコピー現在まで愛される「アメリカン・クラシック」コレクションを代表するモデルになっている。
ハミルトンの「アードモア」に4つの新作モデルが登場!
「アードモア」といえば、1937年に発売されたハミルトンの「アメリカンクラシック」コレクションを代表するモデルだ。その名前の由来はハミルトンの創業地であるアメリカ・ペンシルベニア州の隣町の名前から来ているという。
1910年代半ばから1930年代に最盛期を迎えていたアールデコデザインの影響を強く受けた文字盤と、緩やかなカーブを描くレクタンギュラーのケースの組み合わせが何ともクラシックだ。発売から今日まで、時代に合わせた変化を遂げながらも、愛され続けているタイムピースである。
今回発表された新作モデルは、計4種だ。ステンレススティール製ケースはブラックまたはブラウンレザー、そしてメッシュブレスレットの組み合わせの3モデル。さらに、ゴールドPVDケースにエメラルドグリーンダイアル、ブラックレザーストラップを合わせたモデル1種も加わった。
ハミルトン アメリカン クラシック アードモア
ハミルトン「アードモア」Ref.H11221750
クォーツ(Cal.980.163)。SSケース(縦27×横18.7mm、厚さ6.9mm)。30m防水。7万7000円(税込み)。
ハミルトン アメリカン クラシック アードモア
ハミルトン「アードモア」Ref.H11221550
クォーツ(Cal.980.163)。SSケース(縦27×横18.7mm、厚さ6.9mm)。30m防水。7万7000円(税込み)。
ハミルトン アメリカン クラシック アードモア
ハミルトン「アードモア」Ref.H11221150
クォーツ(Cal.980.163)。SSケース(縦27×横18.7mm、厚さ6.9mm)。30m防水。8万9100円(税込み)。
ハミルトン アメリカン クラシック アードモア
ハミルトン「アードモア」Ref.H11261760
クォーツ(Cal.980.163)。SSケース(縦27×横18.7mm、厚さ6.9mm)。30m防水。8万4700円(税込み)。
新色は汎用性の高いモデルばかりだ。ステンレススティール製ケース、シルバーダイアルにブラックレザーストラップもしくはブラウンレザーストラップという組み合わせは、どちらもアードモア特有のレトロなムードを更に引き立てるシンプルさが印象的だ。
同じくステンレススティール製ケース、シルバーダイアルにシルバーのメッシュブレスレットを合わせた新作は、過去の終売モデルへの復刻リクエストを反映させ、アップデートしたモデルとのこと。シルバーで統一され、モダンで洗練された華やかなタイムピースは、ビジネスでもカジュアルでも使い勝手が良さそうだ。
新色の中で特に目を引くのがイエローゴールドPVDのケースにエメラルドグリーンのダイアル、そしてブラックレザーストラップを合わせたモデルだろう。どこか懐かしさを感じさせるカラーリングは、ヴィンテージウォッチのように味わい深く、男性が着用してもおしゃれに決まりそうだ。
ハミルトン アメリカン クラシック アードモア
アメリカ発祥の歴史を感じさせるクラシックなデザインは、87年経った現在もマイナーチェンジを繰り返しながら引き継がれている。
文字盤の、アールデコ調のローマ数字インデックスも魅力的だが、スモールセコンドのレイルウェイトラックにも注目したい。レイルウェイトラックとは、並行に走る2本のレールへ枕木を渡した線路のように描かれた円状の目盛りのことである。このパターンはアールデコ時計の特徴ともいえ、時刻をより正確に読み取れるという機能性と、円と直線の組み合わせというデザイン性を併せ持っている。
アードモアではこのレイルウェイトラックをスモールセコンドに採用しており、ローマ字インデックスも伴ってクラシックなタイムピースに一貫性が生まれているのだ。
ムーブメントは高精度のクォーツを搭載。また、ストラップはイージークリックシステムを採用しており、ユーザー自身で簡単に付け替えることが可能だ。