オフセンターのデザインと外周月次リングを備えた「ランゲ1 パーペチュアルカレンダー」。2021年4月に初めて発表された150本限定のピンクゴールド無垢製ダイアルモデルに加えて、この度ブラックダイアルを備えたプラチナ製モデルが登場する。
ランゲ&ゾーネ 新作 ランゲ1
自動巻き(Cal.L021.3)。63石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。プラチナ製ケース(直径41.9mm、厚さ12.1mm)。価格要問合せ。
ブラックダイアルを備えた「ランゲ1・パーペチュアルカレンダー」
2021年に発表された「ランゲ1・パーペチュアルカレンダー」。複雑なメカニズム、最高基準の精度、そして一度見たら忘れられない独創的なデザインがひとつのパッケージとしてまとめられた、ランゲ1を代表するモデルだ。そんなランゲ1・パーペチュアルカレンダーに、新しいブラックカラーのダイアルが加わった。直径41.9mmのプラチナ950製ケースとコントラストを成す深いブラックカラーダイアルの登場によって、当コレクションはいっそう充実したと言えよう。
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ダイアル部分はブラックのシルバー無垢製だ。デイ・ナイト表示付きムーンフェイズをより引き立てる。また、手縫いのアリゲーターベルトもブラックでまとめられ、バックルにはプラチナ950製のピンバックルが採用されている。
ベースはブラックだが、月次リングの表示やアウトサイズデイト、そして閏年の数字はホワイトであしらわれている。また、デイ・ナイト表示付きムーンフェイズが、本作を昼夜で違った雰囲気を装わせている。
機構にも注目したい。本作はパーペチュアルカレンダーモデルだが、搭載されるすべてのカレンダー表示は瞬時に切り替わる。つまり、いつでも正確に日付を読み取ることができるのだ。各カレンダー表示の修正は調整プッシャーを用いるが、まとめてでも、個別にでも行える。なお、一度正しく設定すれば、2100年まで修正の必要がない。
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デイ・ナイトの背景の色味の違いがダークトーンのダイアルとのコントラストを一層深みのあるものにする。
A.ランゲ&ゾーネでは、2001年に発表した「ランゲマティック・パーペチュアル」より、傑出したカレンダー機構の開発に挑んできた。パーペチュアルカレンダーを技術的に実現することはもちろん、複雑さを持ちやすいダイアルの視認性を維持することにも力を注いだ。そして誕生したのが、本作のデザインコードにもなっている外周月次リングである。毎月最終日、瞬時に進む外周月次リングを搭載することで、優れた視認性を確保することはもちろん、ランゲ1のアイコニックなオフセンターダイアルを損なわない仕様となっているのだ。12年発表の「ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー」と共に世に送り出された当機構は、伝統的なパーペチュアルカレンダーで制御に用いられてきた、48カ車に代わって採用されるようになった。
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搭載されるムーブメントは自社製自動巻きキャリバーL021.3である。ランゲの最高品質基準準拠、手作業による組立ておよび装飾、5姿勢の調整済みという念入りな調整が施されている。
バランスの取れたデザインと機能
「複雑機構をランゲ1の特徴的なデザインのためにカスタマイズすることは、メゾンの開発者にとって構造的なチャレンジでした。翌日になる瞬間に大きな外周リングを30度進ませる必要があったためです。毎月最終日の深夜12時ピッタリに必要な動力が供給されるよう、1カ月間、カムからエネルギーが蓄積されているのです」と商品開発ディレクターのアントニー・デ・ハスは説明する。「ランゲ1・パーペチュアルカレンダーのデザイン的な特徴により、このウォッチファミリー独特の表情が維持されています。したがって、この時計は、精密Hublotスーパーコピー機械式時計製作において新境地を切り拓き続けるという私たちの哲学も象徴しているのです」
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ムーンフェイズがデイ・ナイト表示を兼ねることも、本作の特徴だ。ソリッドゴールド製の、2層構造となった天空ディスクはブルーグラデーションがかけられており、24時間で1回転する。ディスク上にホワイトゴールドの月が顔をのぞかせ、29日12時間44分3秒の周期で満ち欠けを示す。精密な設計により、表示の修正が必要になるのは122.6年に1日のみだ。16年発表の「ランゲ1・ムーンフェイズ」で初めて搭載された当機構は、昼は鮮やかなブルーを、夜は星が輝くダークブルーディスクを見せてくれる。
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搭載する自社製ムーブメントは、21Kゴールド製センターエレメントおよびプラチナ製分銅付き片方向巻上げ式ローター、50時間のパワーリザーブ、毎時21600回振動で差動する偏心錘付きテンプが搭載されている。グラスヒュッテストライプを施した未処理の洋銀製地板とブリッジ、ブルースティール製ビス留め式ゴールドシャトン5つ、ハンドエングレービング入りテンプ受け、速度調整のために取り付けられたスワンネック型バネなど、ランゲならではの品質を示す特徴が、ディティールひとつひとつにおいて、マニュファクチュールの高いこだわりを反映している。