ティソは、風防内に配置した微細なハニカム構造のソーラーセルで発電する「PRC 100 ソーラー」を発表した。アイコニックな12角形のベゼルがデザインコードの本作は、ケース径が39mmであり、シルバー、ブルー、ブラックの文字盤色がラインナップされる。
風防の内側にソーラーセルを配置した「ライトマスター ソーラー テクノロジー」
ラインナップされるのは3つの文字盤色と5つのバリエーション
「精密(Precise)、堅牢(Robust)、クラシック(Classic)」を意味する「PRC 100」は、12角形のベゼルを持つデザインが人気を集めてきたモデルだ。今般発表された新作「PRC 100 ソーラー」は、特徴的なベゼルを引き継ぎつつ、光により発電してエネルギーを得る「ライトマスター ソーラー テクノロジー」を採用する実用性の高いインフォーマルウォッチに仕上がっている。
風防の内側にソーラーセルを配置した「ライトマスター ソーラー テクノロジー」
従来のソーラーウォッチは文字盤の下、あるいは文字盤に配置されたソーラーセルで発電していたのに対し、ライトマスター ソーラー テクノロジーは、サファイアクリスタル製の風防を通過する光を活用する点が大きな特徴だ。
風防を通過した光はハニカム構造の微細なソーラーセルでエネルギーへ変換され、ムーブメントを駆動し、余剰エネルギーは再充電可能なアキュムレーターに蓄えられる。この構造により文字盤のデザインの自由度が増すことがメリットのひとつだ。
https://www.paulpletsers.be/subscribe/index2.php
ライトマスター ソーラー テクノロジーで特徴的なハニカム構造のソーラーセルが、風防内側に配置されている。文字盤側に配置されるよりも光を受けやすいことが、高い発電効率を実現する秘訣であろう。
また、発電および充電効率も高く、5000ルクスの環境下で約10分間の受光で24時間分の電力をまかなえる設計であり、多くの場合は十分な発電量が得られる。さらに、満充電時には約14カ月間駆動可能かつ、エネルギー残量が少なくなると秒針が4秒間隔で動くようになり、充電が必要であることを知らせてくれることから、使用頻度が低くても安心して着用することができる。さらに、100mの防水性能と組み合わさり、本作は実用性の高い腕時計に仕上がっていると言えるだろう。
http://www.21styles.com/mybbs/fssfsade/index.html
ラインナップされるのは3つの文字盤色と5つのバリエーション
ラインナップされるのは5つのバリエーションだ。ディープブルー文字盤モデルはブレスレットとの組み合わせが用意される。彩度を抑えたシックな印象で
ブラック文字盤モデルは、ブレスレットと、ブラックのレザーストラップの組み合わせが用意される。ブラック文字盤モデルではケースおよびブレスレットもブラックPVD仕上げとなり、スポーティーさやモダンなテイストの強い仕上がりだ。文字盤色とインデックス、時分針状に施されたラインのコントラストが高く、視認性も確保されている。