ソーラーセルを風防内側に配置した画期的な構造を持つティソ「PRC 100 ソーラー」が登場

ティソは、風防内に配置した微細なハニカム構造のソーラーセルで発電する「PRC 100 ソーラー」を発表した。アイコニックな12角形のベゼルがデザインコードの本作は、ケース径が39mmであり、シルバー、ブルー、ブラックの文字盤色がラインナップされる。

風防の内側にソーラーセルを配置した「ライトマスター ソーラー テクノロジー」
ラインナップされるのは3つの文字盤色と5つのバリエーション

「精密(Precise)、堅牢(Robust)、クラシック(Classic)」を意味する「PRC 100」は、12角形のベゼルを持つデザインが人気を集めてきたモデルだ。今般発表された新作「PRC 100 ソーラー」は、特徴的なベゼルを引き継ぎつつ、光により発電してエネルギーを得る「ライトマスター ソーラー テクノロジー」を採用する実用性の高いインフォーマルウォッチに仕上がっている。

風防の内側にソーラーセルを配置した「ライトマスター ソーラー テクノロジー」
 従来のソーラーウォッチは文字盤の下、あるいは文字盤に配置されたソーラーセルで発電していたのに対し、ライトマスター ソーラー テクノロジーは、サファイアクリスタル製の風防を通過する光を活用する点が大きな特徴だ。

 風防を通過した光はハニカム構造の微細なソーラーセルでエネルギーへ変換され、ムーブメントを駆動し、余剰エネルギーは再充電可能なアキュムレーターに蓄えられる。この構造により文字盤のデザインの自由度が増すことがメリットのひとつだ。

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ライトマスター ソーラー テクノロジーで特徴的なハニカム構造のソーラーセルが、風防内側に配置されている。文字盤側に配置されるよりも光を受けやすいことが、高い発電効率を実現する秘訣であろう。
 また、発電および充電効率も高く、5000ルクスの環境下で約10分間の受光で24時間分の電力をまかなえる設計であり、多くの場合は十分な発電量が得られる。さらに、満充電時には約14カ月間駆動可能かつ、エネルギー残量が少なくなると秒針が4秒間隔で動くようになり、充電が必要であることを知らせてくれることから、使用頻度が低くても安心して着用することができる。さらに、100mの防水性能と組み合わさり、本作は実用性の高い腕時計に仕上がっていると言えるだろう。

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ラインナップされるのは3つの文字盤色と5つのバリエーション
 ラインナップされるのは5つのバリエーションだ。ディープブルー文字盤モデルはブレスレットとの組み合わせが用意される。彩度を抑えたシックな印象で
 ブラック文字盤モデルは、ブレスレットと、ブラックのレザーストラップの組み合わせが用意される。ブラック文字盤モデルではケースおよびブレスレットもブラックPVD仕上げとなり、スポーティーさやモダンなテイストの強い仕上がりだ。文字盤色とインデックス、時分針状に施されたラインのコントラストが高く、視認性も確保されている。

コラボレーションモデルの注目はカーボンコンポジット製のラダーブレスレット

ゼニスは、カーボンコンポジット製の「クロノマスター リバイバル A3818 カバーガール カーボン」を発表した。合計160本の限定モデルである。ケースだけでなくダイアルにもカーボンコンポジットを採用したほか、10本限定のバリエーションでは、アイコニックなゲイフレアー製のラダーブレスレットを、カーボンコンポジットで復刻したブレスレットが組み合わされる。150本限定のバリエーションはストラップ仕様だ。
現代の「デファイ」を特徴づけるシグネチャーのひとつとして、文字盤には4つの点を結んだ星の幾何学的なパターンが描かれている。このシンボルは、1969年のデファイの裏蓋とリュウズで初めて用いられた。今回の新作デファイ エクストリーム ダイバーでは特別に文字盤がシルバーホワイトで彩られ、サンバースト仕上げが12時位置のゼニススターから放射状に広がる光を表現している。3時位置の日付表示も文字盤と同色に仕上げられている。

 ゼニスは、ウォッチメディア『レボリューション』とのコラボレーションシリーズの第3弾として「クロノマスター リバイバル A3818 カバーガール カーボン」を発表した。本作は、2020年のスチールモデル、2022年のチタンモデルに続くもので、チタンモデルよりもさらに軽量なカーボンコンポジットでケースを仕立てた他、カーボンのテクスチャーを前面に押し出したデザインが特徴である。

 ベースとなったのは「A3818」のスーパーブランドコピー復刻モデルだ。A3818は初出が1971年で、トノー型の「A385」から派生したモデルである。当時の生産期間は短かったものの、マンフレッド・レスラーの著書『ZENITH – Swiss Watch Manufacture Since 1865』の表紙を飾ったことから「カバーガール」の愛称で広く知られることとなり、現在の復刻モデルではモデル名に用いられている。https://www.buyma.com/
 37mmのケースはオリジナルデザインのテイストを受け継ぎつつ、軽量かつ高強度のカーボンコンポジット製とした点が本作のトピックスだ。スチールモデルが110.6g、チタンモデルが78.3gであったのに対して本作はわずか60gであり、その軽量さが際立っている。ケース全面にはカーボンのテクスチャーが表れ、特別な本作特有のデザインとなっている点にも注目だ。また、ダイアルもカーボンコンポジット製。A3818の特徴である「シャークトゥース」の目盛りとタキメーターやパルスメータースケールがカーボンのテクスチャーの上に描かれている。


 コラボレーションモデルとしてふたつのバリエーションが用意される。わずか10本の限定モデルとなるのは、オリジナルモデルに用いられたゲイフレアーのラダーブレスレットをm、カーボンコンポジットで初めて復刻して組み合わせたモデルだ。カーボンのテクスチャーで統一されることでモダンかつ一体感のあるデザインとしながら、アイコニックなスタイリングが存分に表現されている点が魅力である。

 もう一方は、2種類のストラップが用意される150本限定のモデルだ。いずれのストラップもブラックを基調としつつ、ベルクロストラップは「カーボン・エフェクト」を施してケースとダイアルとの統一感を持たせたデザインであり、カーフレザーストラップはブレスレットを思わせる「ラダー・エフェクト」が施されている。なお、クイックチェンジストラップ機構を備えていることで、日々のスタイリングに合わせて簡単に付け替えることが可能である。

なぜカルティエは古くならない? イノベーションを生む「ジェンダー平等」

フランスの老舗ラグジュアリーメゾンとして知られるカルティエ。なぜカルティエは、伝統を意識しながらも異なる文化や芸術を取り込み、進化し続けられているのでしょうか。その秘密は、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に出展するパビリオンからも見て取れます。リシュモンジャパン(東京・千代田)のカルティエ プレジデント&CEO 宮地純氏に聞きました。

 カルティエのジュエリーや時計に憧れを持つ人は多いでしょう。その洗練されたデザインは、長い時を経てもあせることのない魅力を持っています。

 例えば、今でも人気の腕時計コピー「サントス ドゥ カルティエ」が生まれたのは、1904年。基本的なデザインを受け継ぎながら、時代に合わせた新しい解釈のデザインを発表し続けていることも、多くの人が魅了される要因の一つです。

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 180年近くの歴史を持つハイメゾン(ブランド)が歴史を受け継ぎながらも古くならない理由は、創業時から多様性、特に女性の力を尊重してきたからこそ生まれるイノベーションにあります。

 カルティエのそうした姿勢を表す一例が、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)で内閣府、経済産業省、博覧会協会とともにカルティエが出展する「ウーマンズ パビリオン」です。世界における女性活躍や課題を紹介し、未来の社会のあり方について国内外に発信することを目的としています。

「このパビリオンは、企業のPRを目的としたものではありません。女性をエンパワーメントし、ジェンダー平等を実現するため、政府と共同で出展することの意義が大きいです。万博を通じて、より多くのステークホルダーを巻き込み、取り組んでいきたいと考えています」(宮地氏:以下同)

 残念ながら、現在の日本社会においても、ジェンダー平等は大きな課題として存在しています。ある調査では、日本の女性の幸福度は世界的に見ても低い傾向にあります。その一方で、日本の男性の幸福度はそれよりもさらに低いという結果が出たそうです。

 日本社会では、男性が主として働き、家族を養うモデルが浸透していました。そのため、旧来の働き方のレールから外れることへの恐れが強くあるように感じます。こうした意識が、男性の幸福度の低さに表れている部分もあるのではないでしょうか。

クレドール「ゴールドフェザー U.T.D.」にダンディーなプラチナモデルが登場

「ゴールドフェザー U.T.D.」の新作であるRef.GBBY973が発表された。プラチナ950をケースに採用したこの腕時計は、文字盤もシルバーカラーで統一されたダンディーな一本だ。
 セイコーが誇る高級腕時計ブランドコピー、クレドールから、「ゴールドフェザー U.T.D.」の新たな魅力を放つRef.GBBY973が発表された。1960年代の薄型機械式時計の系譜を継承し、現代に最適な薄型ドレスウォッチとして展開される同コレクション。その最新作にプラチナ950をケースに採用したモデルが登場した。限定品ではなく、通常販売品として展開する。

 厚さ7.9mmの薄型ケースは、素材にプラチナ950を採用。手がけた職人の、きめ細やかな配慮により優しい付け心地を実現した。「ゴールドフェザー U.T.D.」シリーズの腕時計らしく、細く繊細なベゼルとラグは、かろやかなドレスウォッチとしてふさわしい造形である。文字盤はボンベ型であり、風防はボンベ型とクラシカルな造形である。しかしながら、風防の素材はサファイアクリスタルであり、古き良き時代の機械式時計の意匠を、現代の技術を用いて再構成した腕時計なのだ。

厚さ7.9mmの薄型ケースとボックス型サファイアクリスタル製風防が描くラインは、エレガンスな印象を与える。
 バーインデックスは文字盤に合わせてシルバーカラーのものを採用。文字盤のふくらみにあわせて曲げられており、クラシカルな雰囲気を存分に楽しむことができる。輝く分目盛りはダイヤモンドのキリによって刻まれたものであり、48個配されている。

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 このダンディーな薄型ドレスウォッチ、Ref.GBBY973には、厚さわずか1.98mmの手巻き式ムーブメントCal.6890が搭載されている。このムーブメントは1960年代から継承される68系に属するもので、薄型でありながら、高い精度と信頼性を誇る。クレドールの時計製作の歴史と伝統を物語る存在なのだ。

「ゴールドフェザー」は1960年代のセイコーが追求した、薄型機械式時計の系譜をクレドールが引き継ぎ、現代的な薄型ドレスウォッチを展開するコレクションだ。「羽根のように薄く、軽やかで、空気をはらみ、艶やかで、優美」をコンセプトに、匠の精神と技を集結させ、細部まで配慮し作り込まれた腕時計ぞろいなのである。

最大の密閉圧力によって防水性はさらに高められる。

RM 032 アルティメット エディションは、セキュリティと視認性が最優先されており、水中スペシャリストのために特別に作られ、最大の耐久性を確保している。この時計には、時、分、秒、12 時間積算計、フライバッククロノグラフ機能が備わっており、12時位置に大きな日付表示と4時位置から5時位置に月表示を備えたアニュアルカレンダーを搭載している。日付表示の数字は2枚のDLCチタン製ディスクで構成され、数字は逆ステンシルのようなシルエットで切り取られており、視覚的な明瞭さとスタイルが融合している。

3時位置のランニングインジケーター(秒表示)により、ストレスの多い状況下でもムーブメントが正しく機能しているかどうかをチェックすることが可能だ。ランニングインジケーターは、2rpmで回転するスーパーミノルバ®ディスクが搭載されており、文字盤に描かれた黒いセグメントの下に配置されていて、昼夜を問わず視認しやすくなっている。

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Cal.RMAC2 は、PVD加工を施したグレード5チタン製地板とブリッジを採用し、フリースプラングテンプによって駆動する。可変慣性モーメントローターによって提供されるエネルギーは、ツインバレルに蓄えられ、約 50 時間のパワーリザーブを備える。ムーブメントは直径50.00mm x 厚さ17.80 mmの頑丈な大型ケースで保護されており、逆回転防止ベゼルが取り付けられ、300m の防水性を備えている。この RM 32 アルティメット エディションのユニークな構造は、グレード5チタンやカーボン TPT® といった軽量でありながらも堅牢な素材をケース構造に使用してパワーと快適さを併せ持っている。https://jpkopishops.liblo.jp/

ケースやリュウズにかかる水圧は、プッシュボタンを意図せず操作するほど強力になることがある。外部からの圧力による影響や偶発的な操作を避けるため、リシャール・ミルは、時計の機能を固定するロック式リュウズを開発し、特許を取得している。RM 032のリュウズとプッシュボタンは、リングを回転させることでロックをかけることができる(ロック解除時は緑色の目盛り、ロック時は赤色の目盛り)。最大の密閉圧力によって防水性はさらに高められる。

パネライより、ルナ・ロッサのAC75艇をインスパイアした「サブマーシブル クアランタクアトロ ルナ・ロッサ」が登場

パネライは「サブマーシブル」の新作として、「ルナ・ロッサ プラダ ピレリ チーム」の第37回アメリカズカップでの健闘をたたえるタイムピースを発表した。「サブマーシブル クアランタクアトロ ルナ・ロッサ」と名付けられた新作は、ルナ・ロッサのAC75艇をモチーフとし、その洗練された美学を体現している。わずか137本限定で販売される。

ルナ・ロッサ プラダ ピレリ チームは、イタリアを代表するセーリングチームのひとつ。パネライは、2019年より本チームの公式スポンサーを務めており、これまでにも、その活躍からインスピレーションを獲得したタイムピースをリリースしてきた。
 パネライは、ルナ・ロッサ プラダ ピレリ チームの第37回アメリカズカップでの健闘を称え、激戦を繰り広げたAC75艇の印象的なルックスを再現する新作タイムピースを発表した。

 新作が持つサンブラッシュ仕上げのシルバー文字盤は、AC75艇の滑らかな船体がモチーフだ。そこに、レッドの差し色を加えることで、ルナ・ロッサ チームのユニフォームカラーが再現されている。また、文字盤には「LUNA ROSSA」の文字がプリントされており、シンプルながらも特別感のある表情が演出された。
ダイアル上で目を引くスモールセコンドには、くっきりとした同心円が刻まれており、動く波のような複雑な模様が生まれている。これにより、表情に深みと質感がもたらされ、視認性も向上している。
 直径44mmのケースは、30気圧 (水深300 メートル) の防水機能を備え、その1.25倍もの圧力テストをパスしている。サファイアクリスタル製風防、レバーロック式リュウズプロテクターによる、湿気やホコリの侵入を防ぐ堅牢な設計が特長だ。さらに、ブラックセラミックス製インサートを持つ逆回転防止ベゼルや、ブラックラバーでコーティングされたリュウズを備えており、激しいセーリングやレース中でも実用性を損なわない仕様となっている。

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ケースバックはねじ込み式で、高い防水機能をより確固たるものとしている。また、ここには第37回アメリカズカップを目指したルナ・ロッサ艇AC75のモチーフがエングレーブされている。
 バイマテリアルストラップは、グレーにレッドのアクセントが加えられており、こちらもルナ・ロッサを連想させる仕様となっている。また、インターチェンジャブルシステムによって、付属のブラックラバーストラップへと工具無しで交換が可能だ。

 ムーブメントには、Cal.P.900を搭載する。双方向ローターによって供給される約3日間のパワーリザーブと、極めて合理的な設計を特徴とするムーブメントである。毎時28800回振動するテンプはバランスコックで固定されており、過酷な環境でも高い信頼性を発揮する。

 「Ref.PAM01681は、第37回アメリカズカップを目指したルナ・ロッサ プラダ ピレリ チームの揺るぎない精神と努力へのオマージュです。私たちはこの時計を設計する上で、先進的なAC75の本質を捉え、そのデザイン言語をセーリング愛好家やパネライ コピーsupakopitokei.com時計コレクターの共感を呼ぶ、ウェアラブルなアイテムに落とし込みました。137本それぞれには、プロのセーリングチームの決意が込められ、イタリアのデザインとスイスの技術が融合しています」

「ロンジン マスターコレクション」の“190周年記念モデル”デザインに多彩な新作バリエーション登場

優美でクラシカルな「ロンジン マスターコレクション 190周年モデル」に、新たなバリエーションが追加された。直径34mmの小径モデルと、ベゼルやリュウズにゴールドキャップでアクセントを付けたモデルだ。

「ロンジン マスターコレクション 190周年モデル」はサンドブラスト仕上げのシルバー文字盤を備え、時針と分針にはリーフ針を備えた腕時計である。文字盤上には精緻かつ鋭く彫り込まれたアラビア数字インデックスが配されており、優美かつクラシカルなこの腕時計の特徴といえるだろう。

彫り込まれたアラビア数字インデックス。針はゴールドの色に合わせられている。
 このモデルが属するロンジン マスターコレクションは、ロンジンの過去の名作を復刻するコレクションだ。だが、ブランドが190周年を迎えた2022年に発表されたこのモデルは、特定の腕時計を参考にしているわけではない。過去190年にわたる歴史の中で発表されたアーカイブモデルからその要素を抽出し、現代のロンジンのスーパーコピー腕時計として再構築したものなのである。

 そんなロンジン マスターコレクション 190周年モデルに新たなバリエーションが加わった。まずは直径34mmの小径モデル。そして、ステンレススティール製のケースやブレスレットに、ゴールドを貼り合わせたゴールドキャップ仕様のモデルだ。なお、ゴールドキャップ仕様のモデルは、直径40mmと直径34mm、どちらのサイズでも発売される。

https://www.kigyou.net/company/corp3517

 小径の直径34mmモデルのバリエーションを紹介しよう。ステンレススティールのみをケースに用いたモデルは、ローズゴールドを思わせるピンクカラーの針と、ブルーカラーの針を備えた2種類だ。なお、ピンクカラーの針を備えたモデルにはレザーストラップが付属するバリエーションも存在する。

 ゴールドキャップを用いたモデルは、ローズゴールドとイエローゴールドの2種類。ベゼル、リュウズ、そしてブレスレット中央のコマの端にゴールドキャップが用いられており、よいアクセントとなっている。針そしてアラビア数字インデックスも、これらのゴールドに色を合わせられており、統一感のある仕上がりといえるだろう。

スリム ドゥ エルメス ポケット ミステリアス・ライダー

世界限定3本のリミテッド・エディションとして製作されるこの懐中時計は、イラストレーター、そしてデザイナーでもあるオランダ人アーティスト、ビクター・ハッフマンによるシルクスカーフのカレ「ミステリアス・ライダー」のモチーフを再解釈したものである。

 スカーフのデザインコンペティション「ル・グランプリ・デュ・カレ・エルメス」のファイナリストであるビクター・ハッフマンは、カラフルで未来的なグラフィックスを、洗練された日本の芸術、そして漫画のポップカルチャーと融合させた。鮮やかな色遣いと幾何学模様は、きらめくバイクに乗った謎のライダーに息を吹き込む。背景は、伝説的で歴史的なパリのフォーブル・サントノーレ通り24番地のエルメス第1号店を連想させる。

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スリム ドゥ エルメス ポケット ミステリアス・ライダーの心臓部で時を刻むのは、エルメス・マニュファクチュール自動巻きCal.H1950の超薄型ムーブメント。ルージュHのアリゲーター・マットのストラップとポーチは、エルメスの馬具や皮革製品のクラフツマンシップを余すところなく駆使して製作されており、この時計の深紅のニュアンスを際立たせている。自動巻き(Cal.H1950)。2万1600振動/時。パワーリザーブ約42時間。18KWGケース(直径45mm)。

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 爆音を立てるバイクにまたがったライダーが描かれた懐中時計のカバーは、シャンルヴェ装飾を施したエナメル製。この複雑な技法は、金属にとても小さいマス目を彫り、そこに天然オイルと混ぜ合わせた色ガラスの粉末を詰め、800度以上の窯で数回焼成して顔料を定着させるものである。文字盤の製作は、エナメル細工専門の職人がエナメルを何層も重ねて乾燥・焼成し、その後赤いインデックスとアワーマーカーを手仕事で施している。

ハミルトンの「アードモア」にクラシックなムードを引き立てる、4つの新作モデルが登場!

ハミルトンの「アードモア」コレクションに、新作モデルが4種登場した。いずれもアードモアのクラシックなムードを引き立てると同時に、汎用性の高いデザインに仕上がっている。

ハミルトン アメリカン クラシック アードモア

緩やかなカーブを描くレクタンギュラーケースに、ローマ数字インデックスが配されたクラシックな「アードモア」。大恐慌時代を乗り越え、豊かさを取り戻そうと夢見る1930年代のアメリカの人々の思いを乗せ、ハミルトンは創業地ランカスターの隣町、美しく華やかなアードモアをイメージしてこのタイムピースをつくった。そこからリモデルを繰り返し、ROLEXスーパーコピー現在まで愛される「アメリカン・クラシック」コレクションを代表するモデルになっている。

ハミルトンの「アードモア」に4つの新作モデルが登場!
「アードモア」といえば、1937年に発売されたハミルトンの「アメリカンクラシック」コレクションを代表するモデルだ。その名前の由来はハミルトンの創業地であるアメリカ・ペンシルベニア州の隣町の名前から来ているという。

 1910年代半ばから1930年代に最盛期を迎えていたアールデコデザインの影響を強く受けた文字盤と、緩やかなカーブを描くレクタンギュラーのケースの組み合わせが何ともクラシックだ。発売から今日まで、時代に合わせた変化を遂げながらも、愛され続けているタイムピースである。

 今回発表された新作モデルは、計4種だ。ステンレススティール製ケースはブラックまたはブラウンレザー、そしてメッシュブレスレットの組み合わせの3モデル。さらに、ゴールドPVDケースにエメラルドグリーンダイアル、ブラックレザーストラップを合わせたモデル1種も加わった。

ハミルトン アメリカン クラシック アードモア
ハミルトン「アードモア」Ref.H11221750
クォーツ(Cal.980.163)。SSケース(縦27×横18.7mm、厚さ6.9mm)。30m防水。7万7000円(税込み)。
ハミルトン アメリカン クラシック アードモア
ハミルトン「アードモア」Ref.H11221550
クォーツ(Cal.980.163)。SSケース(縦27×横18.7mm、厚さ6.9mm)。30m防水。7万7000円(税込み)。
ハミルトン アメリカン クラシック アードモア
ハミルトン「アードモア」Ref.H11221150
クォーツ(Cal.980.163)。SSケース(縦27×横18.7mm、厚さ6.9mm)。30m防水。8万9100円(税込み)。
ハミルトン アメリカン クラシック アードモア
ハミルトン「アードモア」Ref.H11261760
クォーツ(Cal.980.163)。SSケース(縦27×横18.7mm、厚さ6.9mm)。30m防水。8万4700円(税込み)。
 新色は汎用性の高いモデルばかりだ。ステンレススティール製ケース、シルバーダイアルにブラックレザーストラップもしくはブラウンレザーストラップという組み合わせは、どちらもアードモア特有のレトロなムードを更に引き立てるシンプルさが印象的だ。

 同じくステンレススティール製ケース、シルバーダイアルにシルバーのメッシュブレスレットを合わせた新作は、過去の終売モデルへの復刻リクエストを反映させ、アップデートしたモデルとのこと。シルバーで統一され、モダンで洗練された華やかなタイムピースは、ビジネスでもカジュアルでも使い勝手が良さそうだ。

 新色の中で特に目を引くのがイエローゴールドPVDのケースにエメラルドグリーンのダイアル、そしてブラックレザーストラップを合わせたモデルだろう。どこか懐かしさを感じさせるカラーリングは、ヴィンテージウォッチのように味わい深く、男性が着用してもおしゃれに決まりそうだ。

ハミルトン アメリカン クラシック アードモア

アメリカ発祥の歴史を感じさせるクラシックなデザインは、87年経った現在もマイナーチェンジを繰り返しながら引き継がれている。
 文字盤の、アールデコ調のローマ数字インデックスも魅力的だが、スモールセコンドのレイルウェイトラックにも注目したい。レイルウェイトラックとは、並行に走る2本のレールへ枕木を渡した線路のように描かれた円状の目盛りのことである。このパターンはアールデコ時計の特徴ともいえ、時刻をより正確に読み取れるという機能性と、円と直線の組み合わせというデザイン性を併せ持っている。

 アードモアではこのレイルウェイトラックをスモールセコンドに採用しており、ローマ字インデックスも伴ってクラシックなタイムピースに一貫性が生まれているのだ。

 ムーブメントは高精度のクォーツを搭載。また、ストラップはイージークリックシステムを採用しており、ユーザー自身で簡単に付け替えることが可能だ。

https://www.gekiyasukopi.com/

ステンレススティール製ソーラーモデルのペアウォッチ

セイコーは、2016年から継続して発表している「エターナルブルー限定モデル」より、新しいペアウォッチをリリースした。七夕の神秘的な夜空をテーマに、大切な人との絆が続くようにとの願いを込めたセイコーセレクションとセイコー ルキアの2ペア、計4モデルだ。人気イラストレーターのmochaが本作の世界観を表現したスペシャルボックスに収められる点も注目だ。
 セイコーは、「大切な人との絆が永く続くように」というテーマの下、七夕の夜空を表現した限定モデルとして「エターナルブルー限定モデル」を発表した。エターナルブルー限定モデルは2016年より続くセイコーのラインナップで、「身に着けるすべての人に幸せが訪れるように」との願いを込めたシリーズだ。

 今回はそんなエターナルブルー限定モデルから、セイコーセレクションとセイコー ルキアの2ペア、計4モデルがりリース。いずれも夜空を思わせる深いブルーを基調としつつ、繊細なラメ入りのダイアルで煌めく星々を表現した。

 ひと際大きく輝く4時、8時、11時のインデックスは、それぞれアルタイル(わし座・彦星)、デネブ(はくちょう座)、ベガ(こと座・織姫星)に見立てており、夏の大三角形がダイアル上に浮かび上がる幻想的なデザインとなっている。


 もう一方は、ステンレススティールをコピーブランド素材に用いた、ソーラーモデルのペアウォッチだ。男性向けモデル「セイコーセレクション」Ref.SBPX151と女性向けモデル「セイコーセレクション」Ref.STPX101は、落ち着いたブルーが均一に広がるダイアルデザインとなっており、4時位置と11時位置にはゴールドカラーのアクセントが加えられている。https://gc-yukizaki.jp/

チタン製ソーラー電波モデルのペアウォッチ
 ペアウォッチの一方はチタン製ケースとブレスレットを備えたソーラー電波モデルだ。男性向けモデルの「セイコーセレクション」Ref.SBTM355と、女性向けモデルの「セイコー ルキア」Ref.SSQW085のそれぞれのダイアルには、中央に天の川が流れるように明るくグラデーションが加えられている。このグラデーションを挟むように、Ref.SBTM355の4時位置(アルタイル)と、Ref.SSQW085の11時位置(ベガ)にはラググロウンダイヤモンドが輝き、彦星と織姫が強い絆で結ばれている様子を表現している。

人気イラストレーターが本作の世界観を表現した特別仕様のボックスに収められる
 本作からインスピレーションを受けて人気イラストレーターのmochaが描いた、美しい七夕の夜空と静寂に包まれた神秘的な自然風景を印刷したスペシャルボックスに収められて販売されることも、特筆すべき点だ。ペアモデルのボックスをふたつ並べるとイラストが完成する仕様となっており、「大切な人との絆が永く続くように」という本作のテーマにぴったりのデザインだ。