より、メカニカルダイバーズ1型3種の新作が発表された。ケース形状は、1968メカニカルダイバーズを踏襲している。GMT機能に加え、約72時間のパワーリザーブを備えるキャリバー6R54を搭載する。
GMT機能とロングパワーリザーブを備えた新作ダイバーズウォッチ
セイコープロスペックスより、GMT機能を搭載したメカニカルダイバーズ1型3種が発表された。うち2種はレギュラーモデル、1種はSave the Ocean シリーズの数量限定モデルである。
1968メカニカルダイバーズ
大自然を想起させるグリーンダイアルが特徴の「SBEJ009」。4時半位置にデイト表示を置くことで、すべてのインデックスが見やすくなるよう配慮されている。自動巻き(Cal.6R54)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径42mm、厚さ12.9mm)。200m防水。20万9000円(税込み)。2023年6月9日(金)発売予定。
デザインのベースとなったのは、1968年に発売された同社製のダイバーズウォッチだ。このモデルは、携帯精度に優れる10振動のハイビートムーブメントを搭載し、裏蓋を廃することで300m防水を達成するなど、独自技術を盛り込んだエポックメイキングな存在であった。
本作では、メンテナンス性に優れるスリーピース構造を持つが、シャープなラグ形状や4時位置に配されたリュウズ、判読性に優れるインデックスなどにオリジナルの意匠を色濃く受け継いでいる。
1968メカニカルダイバーズ
幅広いシーンで使いやすいブラックダイアルの「SBEJ011」。ブレスレットは、コマの1つ1つが小さくなり、装着感を向上させている。ケースとブレスレットには、ダイヤシールドが施され、耐傷性を高めている。自動巻き(Cal.6R54)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径42mm、厚さ12.9mm)。200m防水。20万9000円(税込み)。2023年6月9日(金)発売予定。
ベゼルには耐傷性と審美性に優れるセラミックインサートを採用しており、紫外線に長時間晒されても、劣化する心配がない。ステンレススティールブレスレットもスリムに設計されており、着用感を高めている。
本作の最大の特徴は、GMT機能が搭載されている点だ。第2時間帯を表示するためのGMT針は、時分秒針と容易に見分けることができる配色を与えられている。フランジ部には24時間表示の目盛りがプリントされている。
1968メカニカルダイバーズ
セイコー腕時計110 周年記念限定モデルの「SBEJ013」。氷河をイメージしたベゼルインサートとダイアルを採用している。自動巻き(Cal.6R54)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径42mm、厚さ12.9mm)。200m防水。世界限定4000本(うち国内700本)23万1000円(税込み)。2023年6月9日(金)発売予定。
GMT機能を搭載したムーブメント、キャリバー6R54は、約72時間ものロングパワーリザーブを備えており、長時間安定して駆動する点も魅力だ。
1968メカニカルダイバーズ
本作に搭載されるキャリバー6R54は、GMT機能に加え、約72時間のロングパワーリザーブを誇る。GMT針は、リューズ操作によって単独で調整することが可能だ。
数量限定モデルは、セイコーが国産初の腕時計を発売してから110周年を記念したSave the Ocean シリーズの特別仕様だ。同社のダイバーズウォッチが幾度となく携行された極地に広がる氷河を表現した、グレーのセラミックインサートと、縦方向に流れる型打ち模様を施したアイスブルーダイルを特徴としている。
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ステンレススティールブレスレットの他、ダイアルのイメージに合わせた専用のファブリックストラップも付属する。
いずれのモデルも、2023年6月9日(金)発売予定だ。